「桜の小路 名月観賞会」名月川柳(短歌・俳句)会 作品ご披露
9月10日(土)に、桜の小路 「錦秋祭」名月観賞会のイベントにて、名月川柳(短歌・俳句)会 を
開催しました。
当日は、十二夜の見事な月が昇り、雅楽の調べが流れるの中、参加いただいた皆様方のすばらしい句歌が
多数集まりました。ここに名作・迷作?を発表いたします。
<川柳・肥後狂句の部> | |
名月や 城彩苑は人ばかり 嬶(かか)は笑顔で白玉だんご | 義則 |
すばらしか 城彩苑からの 月と城 | 合志のススキちゃん |
名月や いずみ茶飲んで 秋の夜 | 哲也 |
夢あかり 月へとつなぐ 夕やけこやけ | えみ |
月あかり 月のひかりに 夢のせて | さやか |
熊本の 秋を彩る 馬肉麺 (マーローメン) | しほか |
秋の夜 光集いて みずあかり | 拓也 |
さくらにも 月にも酔(え)いし 城彩苑 | 恥しらず |
雅楽聴き 平安絵巻 よみがえり | りか |
十五夜の ごたるほっぺに チューしゅう(仲秋)か | 黒髪爺 |
月光に 忍者部隊を おもいだし | 昭和 |
<俳句の部> | |
名月や 句想の楽しみ 城彩苑 | 義則 |
名月や がまだしもんの 夕涼み | 義則 |
揺ぎなき 城の鯱(しゃちほこ) 月明かり | 靖子 |
月の庵 里の味覚を 堪能す | 靖子 |
月の城 篳篥(ひちりき)の音(ね)の 澄みわたる | 靖子 |
雲間より 名月出る 城彩苑 | ちず子 |
平安の 雅楽響き 良夜(りょうや)かな | ちず子 |
城を見て 雅楽奏でる 月見の宴 | 廣喜 |
城映ゆる 名月の夜 恋に落ち | 直 |
逝(ゆ)きし世の 櫓(やぐら)仰ぎて 月の苑 | 柴村 |
<短歌・和歌の部> | |
戦国の 世に届けたや 雅楽の音 安らかなるや 肥後熊本城 |
ちず子 |
秋深し 夜店賑わう城彩苑 お城めぐりの 老いふたり | 義則 |